石川遼、「三井住友VISA太平洋マスターズ」大会最多4勝目へ 「優勝できる確率を0・1%でも上げていけるか」/国内男子ゴルフ
男子ゴルフの「三井住友VISA太平洋マスターズ」は7日から4日間、静岡・太平洋C御殿場C(7262ヤード、パー70)で行われる。出場選手は6日、プロアマ戦に出るなどして調整。2010、12、22年大会覇者の石川遼(33)=CASIO=は52回を数える大会で単独最多の4勝目を目指す。「残りのゴルフ人生を全て使って、そこ(4勝目)を目指したい。優勝できる確率を0・1%でも上げていけるか。試合が進むにつれて数字が上がっていくように」と力を込めた。 前戦、千葉で開催された2週前の米ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」はスポンサー推薦枠で出場して56位だった。「反省点が多かった。整理するところは整理した」という。今大会は16度目の出場で、「子供の頃からあこがれの場所」とも語る勝手知ったるコースだ。6月に続く今季2勝目となるツアー20勝目に向け「調子は悪くない。ラフが例年より密度が濃くて、重く、難しくなっているので注意」と冷静に話した。 昨年大会の4日間総ギャラリー数は2万3569人。シーズンの男子ツアー最多ギャラリー数だった。今年はアウト5~7番の3ホールと、その周辺を無料観戦エリアとして来場者に開放する。「御殿場ラーメンフェスタ」などのイベントも予定されており、たくさんの観客の来場が期待される。大会アンバサダーを務める石川は「そこ(多くのギャラリーの中でのプレー)は一番の楽しみといってもいいくらい」と開幕を待ちわびた。