「自分が節イチ」原田才一郎が地元初Vに意欲/ボートレース福岡
ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー!JLC杯」は10日に最終日を迎える。 5日目は準優勝戦が行われた。10Rはイン藤原碧生が中野仁照のまくりを受け止められずに5着に敗れて、3連単は3万9710円の高配決着。続く11R佐々木翔斗、12R原田才一郎は人気に応えて優勝戦に駒を進めた。 狙い通りに優勝戦1枠を手にした原田は、「自分が節イチ。スタートも行き足がいいので勘は合っているし、大丈夫です。地元のルーキーシリーズなので、しっかり勝ちたい」と地元初Vに意欲。今年7月の若松ルーキーシリーズは優勝戦1号艇で2着に敗れただけに、雪辱の思いもある様子。新鋭リーグ時代には篠崎仁志、前田将太、ルーキーシリーズに代わってからは新開航と、記念で活躍する地元選手が手にしてきたタイトルだけに、地元3場で優勝経験のない原田にとっては是が非でもほしいタイトルだろう。 あえて穴を探すならなら、準優と同じ3枠になった中野か。「ウネリがあっても関係ありません。とにかく攻めのレースに徹します」とピンロク覚悟のツケマイ勝負を示唆。機力で勝る原田なら十分に対応可能とみるが、中野の攻めに過度に反発して懐が空く旋回になれば、取りこぼすシーンがあるかもしれない。
マクール