豊橋市の新市長当選でアリーナ建設不透明に…三遠ネオフェニックスが声明「建設の必要性をご理解いただけるよう努力して参ります」
プロバスケットボールB1の三遠ネオフェニックスは12日、三遠が本拠地とする愛知県豊橋市の市長選で「アリーナ建設計画を白紙に戻す」と訴えた新人が当選したことを受け、「アリーナ建設に向けた取り組みについて」と題した水野晃社長の声明を発表した。 三遠には2026年に発足する新リーグ「Bプレミア」の参入ライセンスの交付が決まっているが、要件の一つである5000席以上のアリーナを建設する計画の先行きも不透明となっている。 声明では「豊橋市長選の結果を受け、ご心配をおかけしておりますこと大変申し訳ございません。弊社といたしましては、今回の結果を重く受け止めております」と強調。「新市長にお会いし、アリーナ反対の立場に対してBリーグやBプレミアの現状を丁寧に説明させていただき、アリーナ建設の必要性についてご理解いただけるよう努力して参ります。実際に試合会場にもお越しいただき、『ココロたぎる。』熱気を感じていただきたいとも考えております」とつづった。 三遠は今季第8節が終了している13日時点で12勝2敗の中地区1位と好調を維持している。
中日スポーツ