ドラゴンボールヒーローズ、突然の“サ終”発表に驚きの声「喪失感が」インフレ末期状態による苦渋の選択か
“一新”踏み切る背景は…
『SDBH』ではどんどん強いカードを出すべく、ドラゴンボールのお馴染みキャラクターたちが、原作漫画やテレビアニメでは見たことがない形態にまで進化。ベジットやブロリー、孫悟飯のスーパーサイヤ人4などが作られ、さらにはクウラの進化形態・ゴールデンクウラや、ジャネンバとベビーが合体したジャネンバベビーといった、ファンの二次創作キャラと形容できそうなものまで登場。 そのため、作品ファンの間でも『SDBH』は認めないと主張する層まで出てくるほどに、原作からはかけ離れた存在になっていたとの意見もあった。今回、全く新しいデジタルカードゲームを作り出したのは、そんなインフレ末期状態を、一度リセットしたいという思いもあったのだろう。 奇しくも、2024年秋から放送予定の新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』(フジテレビ系)も、主人公の悟空たちが小さくなるところからスタートするようで、強くなり過ぎた彼らをいったん、弱体化する措置が取られている。 『SDBH』を集めていた人のショックは計り知れないが、ドラゴンボールがこの先も続いていくためには、この運営の決断を受け入れなければならないのかもしれない…。(文:神山) ■ドラゴンボールスーパーダイバーズ ジャンル :デジタルカードゲーム マシンサイズ:(幅)1150mm×(奥行)915mm×(高さ)1935mm/(重さ)約210kg ©バードスタジオ/集英社・東映アニメーション ©BANDAI
オタク総研編集部