BEV給電機能活用、夜間点灯始まる 山形トヨペットのイルミネーション
山形トヨペット(山形市、鈴木政康社長)は9日、バッテリー式電気自動車(BEV)の外部給電機能を活用したLEDイルミネーションの点灯式を、同市上山家町の東バイパス店で行った。12月27日までの夜間に点灯し、災害時などに役立つBEVの機能を周知する。 イルミネーションはクリスマスツリーをイメージし、高さ約10メートルの店舗看板などにLED電球約1万1千個を取り付けた。スポーツタイプ多目的車(SUV)のBEV「bZ4X」の給電機能を活用。フル充電で一般家庭の電気使用量3.5日分に相当する1500ワットを供給できるという。 点灯式で鈴木社長が「電気自動車が災害時に役立つことを知ってもらいたい」とあいさつ。点灯ボタンを押すと、オレンジと青色の明かりがともった。 同社は2021年から給電車両を活用したイルミネーション点灯を実施している。