「Snow Man」効果、まだまだ続く ファン、「推し活」で札幌近郊巡る ゆかりの土産も大量購入
札幌市豊平区の大和ハウスプレミストドームで開かれた9人組のスノーマンのライブに駆けつけた道内外のファンは、その前後で札幌市内や近郊を観光し、グループ名やメンバーのイメージカラーにちなんだ土産を大量に購入した。「推し活」による経済効果はまだ続いている。 【動画】札幌へいらっしゃい「Snow Man」 ドームライブでファンも「テンション上がる」 東区の札幌諏訪神社は、12日もスノーマンのファンでにぎわっていた。目当ては雪だるまの形をした、おみくじ(400円)。神社が元々あった雪だるまのおみくじをメンバーカラーを表す9色に塗り分け、写真を交流サイト(SNS)に投稿したところ、ライブ前日の8日からファンが続々と訪れ始めた。 神社に来た東京都の会社員、千野夏芽さん(25)は友人と2人で10日のライブを見た後、札幌市と小樽市に2泊した。滞在中は「推し」メンバーのぬいぐるみを持ち歩いて写真を撮り、「一緒に旅行している気分を味わえた」と喜ぶ。 石屋製菓(札幌)も8~10日、中央区の「ISHIYA(イシヤ)大通本店」限定で、人気商品「白い恋人」3枚入りの箱に9色のリボンを付けて販売。ファンとみられる客が多く訪れた。