新技術で横滑りを抑制!! 住友ゴムが新しい小型トラック・バン用スタッドレスタイヤをリリース
採用技術の詳細
・氷上旋回性能を向上させる「インターロックサイプ」 力がかかる方向に対し垂直の引っ掛かりがあると横滑りしにくいことに着目し、タイヤ回転方向に長いサイプを増やした「インターロッキングサイプ」を新開発。回転方向のサイプ溝面積を増やすことで、車両旋回時に引っかき効果を発揮し、氷上旋回性能を向上させる。また、支えあうブロックサイズを拡大してブロックの倒れ込みを抑制することで接地面積を確保し、氷上性能も向上。 ・氷雪上性能を高める「新パターン」 新パターンでは、路面接地時のランド比(溝を除くブロックやリブがタイヤの表面のうちのどれだけを占めるかを表す数値)を高めるとともに、形状を5リブ(4本溝)から4リブ(3本溝)のトレッドパターンに変更。タイヤと路面の接地面積は、従来品「ウインターマックスLT03M」比8%増加、「ウインターマックスSV01」比16%増加し、氷雪上性能向上に寄与する。さらにサイプ設計を最適化することで、摩耗中期でもサイプが維持され、ひっかき効果が持続する。 ・滑りやすい低荷重域でもしっかり接地する「新トレッドプロファイル」 センター部とショルダー部の外径差を小さくすることで、荷重による接地状態の変化を抑制。高荷重時と比較しショルダー部が浮きやすくなってしまう低荷重時でも、しっかり接地し、滑りやすい低荷重時の氷雪上性能が向上する。