とべ動物園グッズ、SNSで話題 ピースの毛使い「フェルト人形」に(愛媛)
県立とべ動物園(砥部町上原町)で人気のホッキョクグマ・ピース自身の毛を使ったピースの「フェルト人形」が完成し、交流サイト(SNS)を中心に話題を呼んでいる。12月に25歳を迎えるのを記念した限定販売。飼育員の高市敦広さん(54)は「普段おりの中にいるピースを身近に感じてもらい、ファンに喜んでほしい」と話す。 園が3年前から手がける記念グッズのシリーズ。人形にはピースの毛と羊毛を半分ずつ使用している。製作したのはフェルト作家の秋山聡子さん(59)=北海道帯広市。テレビ番組を見て、ピースの生い立ちや病気を知り思い入れがあったといい、「高市さんの愛情をたくさん受けてピースが生きてきた日々を思うと胸に迫るものがあり、感動も一緒に作品に込めた」と語る。 人形はピースの毛を詰めた小瓶付きで25セットを販売(1セット1万2千円)。事前応募による抽選で、11月15日(必着)までに往復はがきで同園に申し込む。商品引き渡しは12月7日から行う。
愛媛新聞社