2024年、春のユニクロ ユーの買いを考えた──GQエディターのベストバイ
ユニクロ ユーの春がはじまった! GQエディターが買いのアイテムを探る。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
機能美と美しい色
クリストフ・ルメール率いるパリのデザインチームによるユニクロ ユーの2024年春夏コレクションがはじまった。今季はセージグリーンや青磁色のセラドン、パープルなどこれまでにない色合いが加わった。GQエディターによる買いのアイテムとは? ■ライトウェイトコート その名の通り、羽織った瞬間に「軽い!」と驚いたナイロンコート。まるで薄手のシャツのような感覚で着れるコートは、小雨程度をはじく撥水加工に収納可能なフード、そしてシルエットを変えること可能な裾とウエストはアジャスターなど、機能的なディテールが満載だ。今季ワントーンのスタイルを提案しているルックブックを参考に、インナーやパンツをコントラストカラーにするなど、春らしい色合わせで楽しみたい。(高杉賢太郎、シニア・ファッション・エディター) ■ニットポロシャツ ニットポロシャツは昨年も登場していた隠れた名作だ。ゆったりとリラックスしたシルエットに加え、素材はポリエステル70%、レーヨン30%とドライなタッチで着心地がいい。シックなブラウンならデニムにもチノにもあう。オーバーサイズシルエットなので、身長170cm前後ならば大きめを選ばずともMでちょうどいい。(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタルエディター) ■ワイドフィットパラシュートカーゴパンツ Y2Kムードのパラシュートパンツにチャレンジするならオススメなのがこの1本。素材良し、デザイン良し、価格良しの三拍子が揃ったパラシュートパンツはユニクロ ユーならでは。揃った素材には薄手で張りのあるコットンナイロンを使用することで、裾を絞ってボリュームのあるシルエットを作りやすくなっている。ルックでは、ユニクロユーらしいゆったりとしたトップスとジャストサイズのトップスを合わせているが、ジャストサイズやタイトなトップスと合わせてメリハリのある着こなしを楽しみたい。(高杉賢太郎、シニア・ファッション・エディター) ■パラシュートカーゴショーツ 個人的1番のヒット。サイドポケットがトップからもアクセス可能になっており、これがイージーで便利。A4サイズの紙ならくるっとまとめて入れられるし、エコバッグを持たずともちょっとした買い物でもいける。ワンマイルウェアでもいいし、夏のショーツとしても活躍してくれそうだ。絶妙なニュアンスのグレーも雰囲気あり。(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタルエディター) ■ドローストリングショルダーバッグ 大人気、ドローストリングのバッグに新たな仲間が加わった。その名の通り、ショルダーバッグのデザインで登場。最大のポイントは“マチ”が用意されたところ。サイズはW35×H49×D13cmで、A4サイズの書類はOK。軽量なA4サイズのノートPCならなんとか持ち運べる容量。両サイドに縦長のポケットが備えられていて、折りたたみ傘や500mlペットボトルの収納にいい。色は写真のブラウンかオリーブが品があっておすすめだ。(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタルエディター) ■ユーティリティベスト 多彩なコレクションのなかでも争奪戦になりそうなのがユーティリティベスト。前身頃に4つのスラントポケットに2つのサイドポケット、背面にもバックポケットを配したベストはバッグいらずの抜群の収納力が魅力だ。裏地は厚みのあるメッシュ素材を使用することで、汗蒸れと高いクッション性があるので、これからの季節にレイヤードアイテムとして活躍してくれる。ユニクロユーのカットソーと合わせて繊細な色合わせにチャレンジしたい。(高杉賢太郎、シニア・ファッション・エディター) ■ユニクロ ユー https://www.uniqlo.com/jp/ja/contents/collaboration/uniqlo-u/24ss/men/
まとめ・GQ JAPAN編集部