旧北陸会館改装のホテル9月開業 兼六園下「アオ」
鎌倉市内でホテルを運営するフォンス(長野県軽井沢町)は、金沢市兼六元町1丁目の旧ビル「北陸会館」を改装した「HOTEL AO KANAZAWA(ホテル アオ カナザワ)」=イメージ=を9月1日に開業させる。兼六園下交差点の一角という好立地で観光需要を見込む。 ホテルは15室で、畳敷きやロフトがある部屋、サウナ付きのスイートルームなど5種類の客室を用意した。施設内には和食レストランと、すし店を設け、北陸の海鮮をさまざまな調理方法で味わえる。 ビルは私鉄バスの労働組合が1966年に設立し、北陸鉄道(金沢市)の労組や飲食店が入居していた。改修を手掛けた西松建設(東京)はビルの外観をほぼ残し、地元で慣れ親しまれた景観を維持した。