今回の衆院選で、酒田市内の一部地域で最大で680人以上の有権者に投票所への入場整理券が届いていなかったことがわかりました。 　入場整理券が配布されなかったのは酒田市西荒瀬地区の一部で最大で「328通」「688人分」です。 　投票所への入場整理券は選挙管理委員会から有権者の世帯に郵送されていて、投票の際に本人確認を円滑に行うために用いられます。 　酒田市選挙管理委員会によりますと今回の衆院選では10月11日から12日にかけて酒田市内在住の有権者分「4万1983枚」の入場整理券を作成。 　その枚数を担当者が確認したうえで郵便局の職員に引き渡し配布されました。 　その後入場整理券が届いていないという問い合わせが寄せられたものの、再発行はせずに投票は可能であることを伝える対応を取ったということです。 「当日の投票所においては（入場整理券を）持たずに来られた方が100人以上いたようだ。」 　酒田市選管は原因や今回の選挙への影響などを調べています。