2025年大河主演の横浜流星が京都で撮影を公開「蔦重として成長していきたい」
俳優の横浜流星が21日、京都の松竹京都撮影所で、主演する来年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」の収録に臨んだ。 【写真】まげ姿の別カット 18世紀半ばの江戸を舞台に、出版界で名をはせる「蔦重」こと蔦屋重三郎の生涯を描く作品。来年1月5日の初回放送(予定)も発表された。15日にクランクインした着流し姿の横浜はこの日、火事の時に救った少年・唐丸(渡邉斗翔)と一緒に江戸市中を歩くシーンを撮影。「クランクインから1週間たちましたが、冒頭から撮れたのですごく気持ちが入りました。まだまだ探りながら、京都という素敵な、空気がきれいで、自然に囲まれながら蔦重としてこれから1年半成長していけたらいいなと思っています」と意欲を語った。 横浜自身も久しぶりのドラマ出演となり、撮影のスピードに驚いた。「スケールが大きいなというのは感じます」と、大河ドラマならではのスケール感に感動。演じる蔦重については「飛び抜けて明るいですね。度胸もあって、責任感もあるんですけど、ダサさもあるので、すごく人間臭い男だなって今思っています」と笑顔。朝からエンジン全開で撮影に臨んでおり「僕も陰な方ではないと思いますが、あんなに顔の表情がコロコロ変わるタイプではないので、そういう部分は違うかなと思います。表情の変化も見てほしいですし、彼自身が本当に真っ直ぐな男なので、皆さんにも愛してもらえたらいいなと思っています」とアピールした。 クランクインして経験した「べらぼう」なことについては1話の火事のシーンを挙げた。「火事から逃げるシーン。この暑い中、火事、めちゃくちゃ“べらぼう”だなと思いました。きつかったですね。でも、そのおかげで必死さっていうのは無意識に出たので助かりました」と苦笑い。映像での時代劇は初挑戦ということもあり、所作やしぐさなど難しいことも多いが「全てが新鮮。興味深いですし、毎回一つ一つ教えてもらいながらやっていって、知らないことを知れるというのは自分にとって楽しいこと。楽しみながら乗り越えていきたい」と決意を新たにした。
報知新聞社