梅雨明けは近いか?17日は静岡県内各地で30℃超え
梅雨明けは近いとみられています。雨が降った16日から一転、17日は静岡県内各地で気温が上昇しました。 宮﨑玲衣アナウンサー 「お昼を過ぎました、静岡市内です。強い日差しが降り注ぎムシムシとしています。このように日傘を差しても暑いです」 17日の静岡県内は午前中からぐんぐんと気温が上がり、静岡市では昼頃に31.3℃を記録し、2日ぶりの真夏日になりました。 そのほかにも浜松市の佐久間で33.4℃、浜松で32.7℃、磐田で32.2℃、松崎で32.0℃など、 県内ほとんどの地点で30℃を上回りました。 ただ、気象庁から静岡を含む東海地方の梅雨明けの発表はなく、「夏 本番」の号砲は18日以降に持ち越しとなりました。 静岡市民20代(女性) 「きのうは雨が降ったりやんだりで、雨上がりのジメジメ感もあったが(きょうは)ずっと鉄板のまわりにいるような感じ」 浜松市民60代(女性) 「暑い、蒸し暑い早く10月が来ないかな」 御前崎市民10代(男性) 「クーラーの無い部屋で寝ているので全然寝られない」 今月7日に今年全国で唯一、40℃を観測した静岡市。週末にかけては再び連日猛暑日に迫る暑さが予想されています。 静岡県内では17日、6人が熱中症で搬送されていて、うち3人が中等症です。 梅雨明けとともに熱中症にもさらなる警戒が必要になりそうです。 一方で、梅雨明けを心待ちにしている人たちも…。
静波海水浴場は閑散と
宮﨑玲衣アナウンサー 「牧之原市の静波海水浴場です。薄雲はかかっているが日差したっぷり。海風が吹いて気持ちがいい。絶好の海水浴日和だが、ご覧の通り遊んでいる方の姿はまばら」 17日32.9℃まで気温があがった牧之原市。 ただ、薄曇りの平日とあって、本格的なにぎわいはまだこれからといった様子。 海の家かもめ 大井一矢さん 「12日に海開きがやっとできたが、その後の3連休は天気が悪く、お客さんがあまり来てくれませんでした」 Q想像していたより何割減? 「10分の1くらいだと思う」 先週金曜日に海開きした、静波海水浴場。 毎年10万人以上が訪れる、県内でも人気のビーチです。 ところが、悪天候に出鼻をくじかれた形で、17日まで遊泳客の入りは低調。 海の家にとっては苦しい事態です。 海の家かもめ 大井一矢さん 「本来ならこっちの大きなご飯釜にご飯をいっぱい炊いておくが、きょうはお客さんがこんな状態なので、小さなご飯ジャーでご飯を炊いている」 Q.例年この時期は大きい方を使っている? 「これを2つ3つ使ってご飯を用意しているが、お客さんがなかなか来てくれないのできょうは小さいので対応している」 県外から来たという遊泳客は…。 大阪から(お父さんと小さい娘) 「関西から来たんですけど、関西だとこれだけ広くてきれいで波があるところはないのでいいですね」 Q.海で遊ぶために来た? 「静岡のグルメと海」 Q.海で遊んでどうですか? 娘「こわい」 父「まだ(海に)慣れてないみたい」 静岡県内では18日、各地で強い日差しが照り付ける予想となっていて、梅雨明けの可能性もありそうです。