ニッポン放送ショウアップナイターで解説を務める野村弘樹氏

　2日に放送された『ショウアップナイタースペシャル　野村弘樹＆真中満　新春プロ野球かるた』にニッポン放送ショウアップナイター解説者の野村弘樹氏と真中満氏が出演し、現役ドラフトで注目している選手について語った。 　野村氏は「彼が3年の時からなんで、応援したくなるし、一番気になりますよね」と桜美林大時代に指導し、昨年12月に行われた現役ドラフトでロッテからDeNAに移籍した佐々木千隼の名前を挙げた。 　佐々木は16年ドラフト1位でロッテに入団し、21年に54試合、8勝、26ホールド、防御率1.26で大ブレイク。昨季は2試合に登板して、防御率3.00だった。 　真中氏は「DeNAもリリーフ陣が打ち込まれることがあった。経験のある佐々木千隼がセットアッパーといかないまでも、勝ちゲームとかある程度計算できると」と話すと、野村氏は「ワンピースに入れれば大きいよね。去年は山﨑、伊勢もそうだし、エスコバーは退団。ブルペン陣が分厚い方がいいと思うので、佐々木千隼が頑張ってくれるといいなと思いますね」と期待した。 　その他気になった選手に野村氏は「愛斗がね、ロッテに行ったのはちょっとびっくりした。西武がよく出したなと。パンチ力、スピードもある選手。攻撃がちょっと手薄かなという中で、愛斗の移籍はびっくりした」と驚いた様子。真中氏は「ヤクルトが出した梅野投手あたりも150キロを投げられるピッチャー。年齢的にも若い」と話した。 　野村氏が「今年の現役ドラフトで何人活躍するか楽しみ」と話せば、真中氏は「全体的に今回の現役ドラフトは、良い選手がリストアップされたなと。新天地で活躍してほしい」とエールを送った。