中国系の半導体関連企業が進出し稼働 宮城・栗原市と立地協定を締結
khb東日本放送
宮城県栗原市に進出し1日から本格稼働している半導体関連企業が、栗原市と立地に関する協定を交わしました。
締結式には佐藤智栗原市長と東京に本社がある中国系企業KOD TECの金社長が出席しました。 佐藤智栗原社長「東北地方の生産拠点の進出先として栗原市への立地を決めていただいた。この上なくうれしく思っているところ」 この会社では、半導体製造時のテストに使われるウェハーと呼ばれるシリコン製の円盤状の薄い板を再利用するため、研磨や洗浄などの加工を行います。 半導体チップとして使用されるウェハーは1枚約1万円以上と高額ですが、この会社が扱うテスト用のウェハーは再利用がほとんどで1枚当たり2000円ほどで取り引きされています。 KOD TEC金社長「できれば東北の半導体業界も盛り上がって、どんどん会社がいっぱい来るように期待しています」 KOD TECでは地元から40人を雇用する計画で、年間約3億円の売り上げを見込んでいます。
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