「中2日の18人って普通ありえない」城彰二が五輪サッカーの厳しさを指摘!「本当に過酷な大会」
「FIFAはオリンピックに対して、もっと力を注いでやらないと」
元日本代表FWの城彰二氏が7月16日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。五輪の難しさについて語った。 【動画】城彰二がオリンピックの難しさを語る! パリ五輪に出場する大岩ジャパンは、グループステージで日本時間の25日にパラグアイ、同28日にマリ、同31日にイスラエルと相まみえる。1996年のアトランタ五輪に出場した城氏は、その戦いの厳しさに言及する。 「メンバーが18人という少ないなかで、中2日で戦っていかなきゃいけない。そして3試合でしょ。こうなると、身体的には相当きついし、ちょっと故障したってなると、なかなか難しい状況になる。だから本当に総力戦というか、18人でどう回すかとか、どう3戦を乗り切るかというのを監督は考えるだろうし。選手も、もちろん全力でやるから、コンディションはどう崩れるか、分からないけども」 選手にとって、大変な日程だと熱弁する。 「中2日だと、ほぼ体力回復とか、そういうのにしか、あてられないんだよね。次の対戦国に向けて何をやるかというと、結局頭の整理しかできなくて。ビデオを見たりとか、いろんな情報をいっぱいもらうんだけど、1回頭で理解して、それで戦うしかないというね。すぐに試合だから。だから本当に過酷な大会でもある。 ぶっちゃけて中2日の18人って、普通ありえないんだよね。だから、FIFAはオリンピックに対して、もっと余裕を持ってやれるように力を注いでやらないと。難しいよね。試合数も多いでしょ。だから、開幕前からサッカーは始まっていて、それで調整するわけでしょ。試合数が多いから、しょうがないんだろうけど」 また「気温も高いなかでやらなきゃいけないし」など、様々な状況を考慮し、現行体制を憂いた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部