流行語大賞「ふてほど」続編製作へ 番組プロデューサーはTBSからネトフリへ
【芸能 覆面座談会】早いもので2024年もあとわずか。今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞にTBSドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選ばれました。ただSNSでは「聞いたことがない」と疑問の声も。おなじみの座談会メンバーの意見は?今年最後の「覆面座談会」です。 本紙デスク 年末の風物詩になっている「ユーキャン新語・流行語大賞」。このニュースを見ると「年の瀬だな」と思うよね。年間大賞には「ふてほど」が選ばれた。 ワイドショーデスク 阿部サダヲの主演ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称だね。今年はドジャースの大谷翔平の歴史的快挙にまつわる「50―50」だと思っていたから「ふてほど」の受賞にはビックリしたよ。 週刊誌記者 宮藤官九郎氏の脚本によるオリジナル作品。昭和から令和の現代にタイムスリップした主人公を中心に、現代社会で重視される「コンプライアンス」を表現し一石を投じた。ドラマを毎週楽しみに見ていた一視聴者としてはうれしいんだけど、世間の反応はなんともビミョ~だね。 芸能リポーター 作品名はともかく「ふてほど」という略称がちまたで飛び交った印象はないからね。発表後、SNSでは「ふてほどって何なの?一度も聞いたことがない」「聞いたことあるけど流行はしてないでしょ」など辛辣(しんらつ)な意見が相次いでいた。 週刊誌記者 表彰式に出席した阿部も「自分たちで“ふてほど”と言ったことはない。周りからも聞いたことない」と話していた。流行語というのには無理があるのかもしれないね。 ワイドデスク 今年最もヒットした民放ドラマの一つであるのは間違いないけど、全話通しての平均視聴率は7%台。若者世代の数字も高くなかった。「倍返し」が2013年の年間大賞に選ばれた「半沢直樹」(TBS)の平均視聴率が30%超だったことを考えると、一般的な知名度も物足りないのかもしれない。 リポーター 内容が刺激的だった「地面師たち」(Netflix)の方が、SNSでは盛り上がっていたような気がする。 本紙デスク 新語・流行語大賞は発表後、疑問の声が上がるのがもはやお決まり。選考委員の高齢化が世間の認識と“乖離(かいり)”する一因かもしれない。 リポーター とはいえ、大きな話題にはなった。阿部も表彰式で意欲を見せていたけど、続編は期待できるかな? 週刊誌記者 プロデューサーの磯山晶さんは「ふてほど」の放送後にTBSを退社。Netflixと契約している。もう水面下では続編制作に向けて動き始めたという話もあるよ。 ワイドデスク Netflixで制作されるなら、日本の水準とは比べものにならない制作費が投入されそうだ。続編がどこまでパワーアップするのか注目されるね。