松本駅に七夕人形揺れる おかみさん会が飾り付け 長野県松本市
松本の月遅れの七夕(8月7日)を前に、長野県松本市内の女性商店主らでつくる松本おかみさん会(村山さえ子会長)は9日、松本駅改札口に恒例の七夕人形を飾り付けた。 会員6人と駅員が、織り姫とひこ星をかたどった丈30センチほどの七夕人形約50組を協力して飾り付けた。色鮮やかな和紙で作られた人形が風に吹かれて一斉に揺れると、駅構内は華やかな雰囲気になった。 12年前から続く取り組みで、まつもと市民芸術館や四賀化石館などの公共施設に飾り付けている。村山会長は「七夕人形はひらひらと風に揺られることでけがれを払うといわれている。風習を伝えていきたい」と話していた。
市民タイムス