西野七瀬、学生時代に自転車で1時間のシネコンで地元凱旋舞台あいさつ「移動手段が自転車一択だったので」
乃木坂46の元メンバーで女優の西野七瀬(30)が16日、大阪府八尾市のMOVIX八尾で行われた映画「君の忘れ方」(作道雄監督、2025年1月17日公開)の地元凱旋(がいせん)先行上映会に登壇した。 八尾市のお隣の大阪市平野区出身の西野。昨年の台風7号によるダメージで1年間休館し、15日にリニューアルオープンしたMOVIX八尾には中学生時代から家族や友人と通っていたという。 「お家から行ける映画館で一番近かった。結構遠いんですけど、当時は移動手段が自転車一択だったので、学生のパワーで1時間近くこいで。(休館を)風のうわさで聞いて〝マジか〟って。早く復活できることを遠くから祈ってました」 映画は、結婚を控えていた恋人が他界して悲嘆に暮れる青年(坂東龍汰)が、ある出会いをきっかけに前へ進もうとする人間ドラマ。西野は、主人公の青年が幻で見る亡くなった恋人を演じた。 「あくまで幻影としての役。心情のいらない役をやったことがなかったので、無になって歩くのもムズかったですね」 撮影中、監督を驚かせたのは、ラストカット以外、役作りでまばたきを1回もしなかったこと。 「せめて、まばたきとかだったら、少しでも変化がつけられるのかなって試してみました。ほかにできることが思いつかなかったので」。女優としての進化を見せた。