井上芳雄がナビゲート!「おかあさんといっしょ」65周年特別番組で歴史と舞台裏に密着
NHK Eテレの子ども番組「おかあさんといっしょ」(月~金曜午前7:45ほか)が放送開始から65周年を迎え、これを記念した特別番組「放送65年 おかあさんといっしょの魔法」(午後7:57)がNHK総合で10月30日に放送される。
「おかあさんといっしょ」は、1959年10月5日にスタートし、外部クリエーターたちが「子どもにこそ最高のものを見せなければならない」という信念のもとで制作され、今もその精神を受け継ぎながら、子どもたちの笑顔と健やかな成長、保護者の“育児の伴走者”としての役割を果たし続けている。これまでに出演したお兄さん・お姉さんは53人、人形劇は14本に及び、一般の子どもたち30万人以上が収録に参加してきた。
特番「放送65年 おかあさんといっしょの魔法」では、番組の歴史を振り返り、制作の舞台裏にカメラが密着し、一部始終をテレビ初公開。特に子どもが参加する「子席収録」は年間約200回行われ、1回につき抽選で選ばれた40人の3歳児が参加。収録現場の様子や、緊張を和らげつつ集中力を保つためのスタッフと出演者の連携プレーなど、長年培われたノウハウを紹介する。また、アーカイブ映像や“レジェンド”のお兄さん・お姉さんが語る座談会企画も予定されており、番組のこだわりや喜び、戸惑い、葛藤などが明かされる。
番組のナビゲーターを務めるのは井上芳雄。2人の子どもの父親でもある井上は、番組のファンであり、コンサートにも足を運んだことがあるそう。井上は、「僕自身も小さい頃から『おかあさんといっしょ』と共に育ちました。また親として2人の子どもを育てる上で、いろんな場面で番組に助けてもらいました。この特番は、現役の親子だけでなく、かつて子どもだったすべての人たちに楽しんでいただける内容です。なかなか見られない貴重な瞬間・現場が盛りだくさんです。見た後はもっともっと『おかあさんといっしょ』への愛情・愛着・感謝が大きくなると思います。どうぞお見逃しなく!」とメッセージを寄せている。