独特の食感、うま味凝縮 最上で「柿干し」づくり最盛期
最上町満沢の農家レストラン「たらふく工房満沢」で輪切りにした柿を乾かした土産品「柿干し」づくりが最盛期を迎え、甘い香りが漂う作業場でスタッフが作業に追われている。 柿干しは同工房代表の菅安子さん(69)が発案。仲間と連携し、昨年11月から土産品として売り出した。余った柿の活用を図ろうと考えたのがきっかけだ。1枚の大きさは直径4~5センチほど。専用の機械で乾燥させることで渋みが抜け、独特の食感が生まれるという。今季は約200袋の出荷を見込む。菅さんは「柿のうま味が凝縮されている。食感も売り」と胸を張る。 同工房、同町の産直もがみ屋、東京のアンテナショップで購入できる。1袋350円。柿の持ち込みの相談も可能。問い合わせは菅さん080(2818)0060。