新十両の嘉陽が中高時代を過ごした新潟・糸魚川市に凱旋 母校の海洋高では化粧まわし贈呈式にも出席
大相撲名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)を新十両として迎える嘉陽(中村)が11日、師匠の中村親方(元関脇・嘉風)とともに中高時代を過ごした新潟・糸魚川市に“がい旋”した。糸魚川市役所などを表敬訪問後、母校の能生中、海洋高を訪れ、各所で大歓迎を受けた。海洋高では化粧まわしの贈呈式も行われた。 千葉・市川市立新井小学校3年の時に相撲を始め、能生中へ相撲留学。海洋高から日体大を経て角界の門を叩いた。夏場所で初土俵から7場所目での最速初優勝の快挙を成し遂げた小結・大の里は高校、大学の1年後輩。十両・白熊は高校、大学の同級生。2人とは嘉陽が夏場所まで所属していた二所ノ関部屋で、ともに過ごした間柄でもある。嘉陽は6月から新設された中村部屋に転属。後輩や同級生の活躍に続くべく、新たな環境で鍛錬を重ね、名古屋の土俵へと向かう。
報知新聞社