札幌が3連勝で最下位脱出! MF青木亮太&FW鈴木武蔵弾で川崎F撃破
[9.1 J1第29節 札幌 2-0 川崎F プレド] J1リーグは1日、第29節を開催した。20位北海道コンサドーレ札幌はホームで14位川崎フロンターレと対戦し、2-0で勝利した。 【写真】「レジェンドカップル」「びっくり!」元なでしこ鮫島彩さんが驚きの2ショット披露 3戦無敗中の札幌は3連勝を、川崎は2試合ぶりの白星を狙った一戦。試合は立ち上がりからアウェーチームが攻勢に転じた。 川崎Fは前半6分、左サイドでコーナーキックを得ると、MF脇坂泰斗が右足で蹴り込んだボールにMF家長昭博がヘディング弾。相手と競り合いながら頭で叩いたが、ここはGK菅野孝憲に抑えられた。 さらに川崎Fは前半22分、敵陣ペナルティエリア手前で相手のボールを奪うと、脇阪が左足を振る。シュートはDF大崎玲央のブロックに遭うと、跳ね返りをMF橘田健人が放り込んだが、こちらも大崎にクリアされた。 攻め込まれる時間帯が続く札幌。前半31分には、FWスパチョークが自陣深い位置からドリブルで中央を持ち上がり打開を図るが、ハーフウェーラインを越えたところでカバーに入ったDF高井幸大にカットされた。 試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半の入り一進一退の攻防となった。札幌は同5分にスパチョークが、川崎Fは同6分にMFマルシーニョがシュートチャンスを迎えたが、どちらもゴールキーパーが落ち着いてセーブした。 札幌は後半9分、FW鈴木武蔵がペナルティエリア内から右足を振るも、ここはGKチョン・ソンリョンに弾き出される。川崎Fも同21分に家長がペナルティエリア内から強烈なシュートを放ったが、菅野の鋭い反応で阻まれた。 激しい攻防が続く後半。すると札幌は同26分、右サイドでボールを受けたDF高尾瑠がドリブルでインサイドへ持ち込むと、ペナルティエリア内左にいたMF青木亮太にパスを通す。ダイレクトでゴール右下に流し込み、均衡を破った。 さらに札幌は後半35分に鈴木が右サイドからのクロスを頭で叩き込んで追加点。その後、川崎Fの反撃をゼロで抑え、2-0の勝利で3連勝を飾った。札幌(勝ち点22→25)は、同節でサガン鳥栖(同24)が敗れたため19位に浮上している。