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　兵庫県の斎藤知事を巡るパワハラ問題で、不在となっていた幹部2人の後任が決まりました。 　知事の側近の1人で一連の問題の対応に当たってきた井ノ本知明総務部長は7月30日から病欠となっていたことが明らかになっていました。兵庫県では副知事が辞職したほか、知事が注力していた「若者・Z世代応援等調整」担当だった理事が体調不良で自ら「降格」を申し出るなど、知事の側近3人が現場を離れる異例の事態になっていました。 　兵庫県は井ノ本総務部長の後任として、現在の総務部次長兼秘書広報室長を、理事の後任として現在の財務部長をあてる人事を発表しました。

斎藤知事「県政をしっかりと前に進めていく」

　斎藤知事は今回の幹部職員の人事異動について、「今後、新たな体制により若者・Z世代応援等の業務を着実に遂行し、県政をしっかりと前に進めていく」などとコメントしています。