俳優活動2週間で世界配信「ウルトラマンアーク」に抜てき、戸塚有輝「期待に応えていけたら」
ウルトラマンのテレビシリーズ最新作「ウルトラマンアーク」(7月6日、土曜・前9時)がテレビ東京系列でスタートする。主演する俳優の戸塚有輝(24)が4日までに、スポーツ報知などのインタビューに応じた。 昭和から長らく愛され続けてきた同シリーズ。今作は「星元市」というリアルな街中を舞台に、怪獣の科学調査など行う主人公・ユウマが「ウルトラマンアーク」に変身して人と地球の未来を守る姿を描く。 オーディションで主演の座を射止めた戸塚は「幼少期にバルタン星人とかのフィギュアで遊んでいた。『うわ、うれしい!』って素直に思いました」と声を弾ませる。すでに撮影は始まっており、“変身”も経験済み。「ウルトラマンと直接会う機会ってなかなかないので、本物を見た時はウルトラマンに出てる、という実感がありましたね」 昨年4月に上京して本格的に俳優活動を開始。そこから2週間ほどで今回のオーディションを受けて「アーク」に抜てきされた。辻本貴則監督(52)は「シンデレラボーイみたいな感じ」とほほ笑みつつ、「彼を見たときにビビっと来た。セリフからちゃんと読み取って芝居していたので、芝居を分かってる子だなと思った」と明かした。 日本だけでなく、世界各地でも人気を博しているウルトラマン。これまでも中国、台湾などで同時期に配信されてきたが、今シリーズからはさらに6つの国と地域に拡大される。戸塚は「たくさんの国のいろいろな世代の人が期待して見てくださる。その人たちの思い、期待に応えていけたら」と力強く誓った。 ◆戸塚 有輝(とつか・ゆうき)2000年3月14日、米国生まれ。24歳。22年、NHK大分発地域ドラマ「君の足音に恋をした」出演で俳優デビュー。23年、九州大を卒業し、上京。同年にテレビ朝日「あざとくて何が悪いの?」内の企画「あざと連ドラ第9弾」で悠人役にて出演。身長178センチ。
報知新聞社