木梨憲武&奈緒主演ドラマ「春になったら」が「日本民間放送連盟賞」テレビドラマ最優秀賞
「2024年日本民間放送連盟賞」が発表され、木梨憲武が奈緒と共に主演を務めたドラマ「春になったら」(関西テレビ・フジテレビ系)が番組部門「テレビドラマ」で最優秀賞を獲得した。関西テレビ制作の作品が同部門の最優秀賞を受賞するのは昨年の「エルピスー希望、あるいは災いー」に続いて2年連続。 【画像】「知らないのは主役だけ」に出演した錦鯉。(c)関西テレビ(他6件) このほか番組部門では、「ラジオ生ワイド」で霜降り明星・粗品が欠席のせいやに代わって1人2役で番組を進行した「霜降り明星のオールナイトニッポン」2023年8月11日放送回(ニッポン放送)、「OBCグッドアフタヌーン!金曜お昼は、めっちゃ方正!」2024年5月17日放送回(ラジオ大阪)、「テレビバラエティ」でヒコロヒー出演の「ハートフルワールド」(CBC)、錦鯉ら出演の「知らないのは主役だけ」(関西テレビ・フジテレビ系)、「テレビドラマ」でネプチューン原田主演の「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(東海テレビ・フジテレビ系)が優秀賞に選ばれた。 「春になったら」は反発しながらも支え合ってきた父と娘が、死ぬまでにやりたいこと、結婚までにやりたいことのリストをそれぞれ叶えていく物語。木梨が余命3カ月の父・椎名雅彦、奈緒が3カ月後に結婚する娘・瞳に扮する。「『3カ月後に結婚する娘』と『3カ月後に病で世を去る父』を1クール=3カ月という連続ドラマの特性を活かし、リアルタイムで見せるホームドラマ。物語は2024年の元旦、3カ月後の結婚と、3カ月の余命を娘と父がそれぞれ同時に発表することから展開していく。互いの幸せを願うからこその衝突などを軽やかに描きながら、春になれば訪れる、父娘の“はじまりと終わり”を題材とした。見事な脚本、丁寧な演出、そして俳優陣のナチュラルな演技などによって、死を単に悲しいものとして捉えるのではなく、生命のサイクルとして清々しく描いている。笑いあり、涙ありの温かく豊かなドラマであり、人生の機微や日常の尊さを見いだすことのできる血の通った番組として高い評価を受けた」との講評を受けている。