マンU復活のキーマンとなるのは “18歳のMF” 元イングランド代表FWが称賛するアカデミーのスター
ユナイテッド希望の光
現在、プレミアリーグ21試合を終えて10勝2分9敗で7位に沈んでいるマンチェスター・ユナイテッド。 ユナイテッドは昨夏にFWラスムス・ホイルンドやMFメイソン・マウントらを獲得するも、今シーズンの前半戦は思うように勝ち点を積み重ねることができなかった。後半戦は順調に勝ち点を積み重ねていきたいところではあるが、元イングランド代表のイアン・ライト氏がキーマンに挙げるのはMFコビー・メイヌー(18)だ。 「彼に鍵を渡してくれ。なぜなら彼のプレイぶり、冷静さ、年齢の割に成熟しているところ、ポジションの取り方などを見れば、彼はもう一人前の選手だからだ。中盤でボールを前進させ、冷静で流動的なプレイができる選手がいるのに、マンチェスター・ユナイテッドがいまだにホームでカウンターサッカーをしているのを私は見ている」 「メイヌーがボールをもらって前に出すことができる状況にあるところを見てみたい。どこかの段階で、ボールを前進させ、オーケストレーターのように彼をプレイさせれば、前線の選手はトランジションのために走り続ける必要がなくなり、攻撃面もリンクするプレイやワンツーをするようになる。サッカーを始める」(『METRO』より) ユナイテッドのアカデミーのスターと称されるメイヌーは今季リーグ戦では7試合に出場しており、全てスタメン出場を飾っている。少しずつトップチームでの出番を増やしており、 “NEWポグバ”とも言われる期待の星だ。 メイヌーは18歳とは思えない落ち着きぶりを中盤で見せており、ビルドアップの出口となれるだけではなく、長短のパスを使い分けることのできる選手だ。 ユナイテッドの中盤にはブルーノ・フェルナンデス、カゼミロ、ソフィアン・アムラバト、スコット・マクトミネイ、クリスティアン・エリクセンといった選手たちがいるが、メイヌーはこれらの選手たちに負けない存在になりつつある。
構成/ザ・ワールド編集部