胸もとあらわな「プリンセス天功」に、ボディラインくっきりの「コスプレ美女」…世界最大級のポップカルチャーイベントに現れた顔ぶれ
12月6日から8日にかけて千葉・幕張で行われた「東京コミコン」に、日本が誇る世界的イリュージョニストのプリンセス天功(65)や、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で変わり者の博士を演じたクリストファー・ロイド(86)、「スター・ウォーズ」最新ドラマシリーズに出演が決まっているジュード・ロウ(51)らハリウッドスターなど、豪華な面々が登場した。 【写真14枚】胸もとのぞく衣装に、体のラインくっきりのコスプレ姿も…「東京コミコン」に現れた美女たち ***
そもそも「コミコン」とは何かというと、アメリカ発の漫画を中心とした世界最大級のポップカルチャーイベントである。フランス、イギリス、台湾などでも開催されており、日本では2016年から。公式HPをのぞいてみると、「既存のコミック・映画・アニメーションあるいはゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間」とある。
体に巨大な刃を……
自身をモデルとしたテレビアニメシリーズが1995年に米国で大ヒットし、現在は、年を取らない“永遠の24歳”のアニメキャラクターとして、世界中のステージを彩っているプリンセス天功のステージは、音楽に合わせて、何度も早着替えを繰り返し、最後は胸元もあらわな衣装でポーズ。 さらに、体を固定した状態で腹部に巨大な刃を貫通させるという大掛かりなイリュージョンで観客を驚かせた。 プリンセス天功に続いてステージに上がったのは、クリストファー・ロイドにジュード・ロウ、「SHERLOCK」で知られるベネディクト・カンバーバッチ(48)、「007」シリーズにも出演した“北欧の至宝”と呼ばれるマッツ・ミケルセン(59)など、豪華なメンバー。日本のファンたちとの交流を楽しんだ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」タイムマシンの実物が!
展示スペースには映画で実際に使われた車や小道具が勢ぞろい。 特に人気が高かったのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で博士がタイムマシンに改造したデロリアンに乗れるブース。乗った男性はこの後、映画のシーンをまねて腕時計をチェックするポーズで撮影してもらい、大満足の顔つきだ。 小道具では「バットマン」のバットモービルや「ターミネーター」のエンドスケルトンの前に写真撮影の人だかり。ほかにも、「スター・ウォーズ」の人気キャラクターや、「SPEED」のシティバス、「グレムリン」のギズモなど、すべて実物。まさに「ハリウッドが幕張にやってきた!」状態だった。 会場にはコスプレを楽しむ客の姿も。ただし、日本ならではのセクシー系コスプレ女子は少数派で、主流は誰もが知っている映画のキャラクター。スパイダーマンが何人も集まったグループや、ゴーストバスターズを完コピしたチーム、さらには完全武装したアベンジャーズの一団など、力作ぞろい。 本場さながらのハリウッドも楽しめるコミコンは、来年5月には大阪での開催が決定している。
撮影・本田武士 「週刊新潮」2024年12月19日号 掲載
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