『虎に翼』寅子が家庭を顧みていないかどうかを巡ってネット紛糾。視聴者「優未かわいそう」「家庭人としてダメ」「仕事に向き合っているだけでしょ」「寅子が男性だったら…」
◆7月3日の『虎に翼』 現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第14週「女房百日 馬二十日?」の68回が7月3日に放送され、話題になっています。 【写真】明日の『虎に翼』あらすじ。気まずい気持ちで穂高(小林薫)退任記念祝賀会に参加した寅子(伊藤沙莉)。そこでなんと… *以下、7月3日放送内容のネタバレを含みます。 寅子は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当。 二人の間に生まれた栄二(中本ユリスさん)は窃盗事件を起こし、両親ともに親権を手放したがっていた。責任を押し付け合う姿に心を閉ざしていく栄二。寅子は栄二を救う方法を模索する。 一方、最高裁では「尊属殺の規定」に関するある判決が言い渡される。15人の最高裁の裁判官の中には穂高(小林薫さん)がーーといった話が描かれました。
◆あらためてあらすじ 第68話では、さらに多忙を極める寅子の姿が描かれました。 寅子は上司・多岐川との打ち合わせすらできないほど忙しく、家のことは花江に任せきり。そんな中で娘の優未は複雑な思いを抱えるように。 優未は「がんばったでしょう」と「84点」のテストを母に見せました。すると寅子は「間違えた部分はきちんと復習して勉強するのよ。そしたら次は100点だから」と更に高い点数を求め、優未は「はい!」と元気にこたえます。 また、翌日寅子が生理痛で寝込むと、優未は「お姉さんだから送ってくれなくて平気」と一人で登校します。直明が「いいの?本当にお母さんに送ってもらわなくて」と尋ねると、優未は「だって、優未とじゃキラキラしないから」とうつむいて答えます。 一方で、最高裁長官を務めていた星朋彦が亡くなったことで、後任に山本紘作が就任。その後「尊属殺規定は合憲」という最高裁判決が言い渡されました。 判決について報道する新聞を前に、子どもたちへ説明する寅子。「反対した最高裁判事は十五人の中で二人。矢野さんという判事と穂高先生よ」と話します。 「二人なんて、それっぽっちじゃ何も変わらないよ」という甥の直治に対し、寅子は「判例は残る。たとえ二人でも。判決が覆らなくても、おかしいと声を上げた人の声は決して消えない。その声が、いつか誰かの力になる日がきっと来る。私の声だって、みんな声だって、決して消えることはないわ」と話すのでした。
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