DeNA、湯河原町の名店「飯田商店」と共同開発の新フード「すたぁ麺」27日発売
DeNAは26日、横浜スタジアムで27日から販売する新オリジナルフード、「すたぁ麺」(税込み1400円)のプレス向け試食会を行った。 「TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー)ラーメン大賞」で4連覇し殿堂入りを果たした、神奈川・湯河原町の名店「らぁ麺 飯田商店」との共同開発。「子どもから大人まで、幅広い世代に楽しんでもらえるスタジアムグルメ」の創作を目指したDeNAの飲食グループリーダー、牧山佳奈氏が昨年に来店して思いを込めた手紙をスタッフに託した。鎌倉市で行われた難民、避難民にラーメンを振舞うイベントにも足を運び、直接依頼した牧山氏の熱意に店主の飯田将太氏が応え、コラボレーションが実現した。 球場という特性の中で名店の看板を背負った商品を生み出すことは容易ではなく、飯田氏は「ちょっと駄目なんじゃないかと思ったときもあった」と明かした。それでも、半年以上かけて試作を重ね、国産小麦を使用した麺に、鶏のうま味が凝縮されたタレを使用した、ハマスタでしか食べられないこだわりの逸品が完成した。 試合観戦に適した汁なしのまぜそば。食事としてのボリュームも十分で、有明海産の焼きばらのり、京都直送の九条ネギ、あぶりベーコンに最後はペッパーミルでひいたブラックペッパーがトッピングされ、ビールとの相性も抜群。飯田氏は「いろんな思いが詰まった一杯。子どもも大人も、みんなが幸せになるような、そんな思いが伝わればいい」と語った。 5ゲート横に常設していたベイスターズドッグ売店をリニューアルした「濱星商店(はますたしょうてん)」で販売される。