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相次ぐ闇バイトによる強盗事件をめぐり、実行グループが、ターゲットの店をハシゴしながら犯行を繰り返す実態が、浮かび上がってきた。 【画像】強盗に入ろうとした貴金属店でのやりとりをCGで再現

千葉・船橋市の貴金属店を訪れた1時間後に、八千代市の質店に

関東を中心に相次いでいる闇バイトによる、強盗事件。 2024年8月、千葉・八千代市の質店から金品を奪おうとした事件。 すでに逮捕されていた19歳の男が、わずか1時間前に船橋市の貴金属販売店にも強盗に入ろうとしていた疑いで、24日に再逮捕された。 警察は、19歳の男が、八千代市の事件で逮捕されている実行役の2人とともに、船橋市の貴金属店の事件に関与しているとみて、調べている。 FNNの取材に、狙われた際の様子を明かしたのは、千葉・船橋市で貴金属店を営む社長。 千葉・船橋市  貴金属店の社長: 8月29日の夕方6時くらいだったと思うんですけど、お店の前を行ったり来たりしてる男2人組がいてですね。あまりお客さんでいないような動きをしていたので、ちょっと雰囲気がおかしかったなっていうのはありますね。 この貴金属店が狙われたのは、八千代市の質店で起きた強盗未遂事件のわずか1時間前のこと。 2つの事件の始まりはこうだ。 貴金属店の社長は、店を訪ねてきた2人組の挙動に不審な点があったため、声をかけた。 「うちは予約制ですけど予約されていますか?今、お客さんがいるので、お帰りになったら連絡します」 すると…。 「予約ならいいです」 2人組はこう言い残し、逃げるように店の前から立ち去ったという。 さらに社長は、2人組が車で逃げる際の様子も目撃していた。 千葉・船橋市  貴金属店の社長: （店の）裏口から外に出てみたら、きっきの男がプリウスを切り返していて、そのナンバーが他県のナンバー、尾張小牧のナンバーだったので。はるばる来てる割には予約もしてないし、おかしいなということで通報したっていう流れです。 そしてこの1時間後…。 今度は、千葉県・八千代市の質店に金品を奪う目的で、刃物を隠し持って押し入った。 まさに“強盗のハシゴ”。 その後の捜査で、第一の現場である船橋市の貴金属店付近と、第二の現場である八千代市の質店付近の防犯カメラに、同じ型の車が映っていたことから、実行グループの2つの事件への関与が浮上した。 運転役の19歳の男は、警察の調べに「強盗だとは思わなかった。お金をもらうためにやった」と供述し、容疑を認めている。 （「イット!」 10月24日放送より）