「イカゲーム」2&3で1,500着以上のジャージ製作!兵士&スカウトマンの秘話も
世界で大ヒットを記録した韓国ドラマ、Netflixシリーズ「イカゲーム」のシーズン2が配信中だ。「イカゲーム」といえば「だるまさんがころんだ」ゲームの女の子の人形や、ゲームの参加者が着用している緑色のジャージなどがイメージとして思い浮かぶが、そのジャージの秘話を衣裳デザイナーのチェ・ユンソンがオフィシャル資料のインタビューで語っている。 新たに四角のマスクをつけた兵士が登場! 本作は、膨大な借金や深刻なトラブルにより人生を諦めかけた者たちが、人生一発逆転できるほどの高額賞金を懸け、子どもの遊びになぞらえたデスゲームに身を投じるサバイバルスリラー。シーズン2は、人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後が舞台。ギフンは、謎に包まれたゲームの支配人フロントマン(イ・ビョンホン)の正体を明らかにし、ゲームに終止符を打つことを決意する。
シーズン2では衣裳デザイナーのチェ・ユンソンがプーマと協力し、緑のジャージを製作。色、形、スタイルなど大部分は変わらないが、シーズン2ではより軽く風通しが良くなるよう細かな変更が加えられているという。456人の参加者と1年を超える撮影スケジュール、そしてさまざまな流血シーンの撮影のため、シーズン2とシーズン3 のために1,500着以上のジャージが製造された。
衣裳デザイナーのチェ・ユンソンいわく、「サイズについては、全員が同じサイズを着るというアプローチを取った」とのこと。「男性用に1サイズ、女性用に1サイズのみ準備することがコンセプトでした。そうするとぴったりの人もいれば、ぶかぶかの人もいるわけですが、サイズがフィットしているかどうかは問題ではないと考えました。ただジュニに関しては、初めのうちは妊娠していることを隠さなければならなかったので、彼女の実際のサイズより2、3サイズ大きいジャージを着せる必要がありました。また、サノスの場合は少しオーバーサイズにして、クールに見えるように工夫しました」とディテールに言及。