【ハイライト動画あり】埼玉上尾メディックスが首位に浮上、上位争いは混戦模様。SVリーグ女子 第6節
前節、開幕からの連勝が9でストップしたデンソーは、アウェイでAstemoと対戦。連敗は避けたいデンソーは、GAME1の第1セットを26-24で先取するも、その後は随所で好サーブの光ったAstemoが優位に試合を運ぶと、第2セットと第3セットを連取し、形勢は逆転する。
主導権を握ったAstemoは序盤にリードを許した第4セットも、マッケンジー メイのサービスエースで逆転すると、そのまま25-23で競り勝ち、セットカウント3-1で値千金の勝利を掴み取った。
手痛い敗戦から立て直したいデンソーは、GAME2も第1セットを先取すると、セットカウント2-1と優位に立ち第4セットを迎える。しかし、ここからはマッケンジー、長内美和子、野中瑠衣らが躍動したAstemoが優勢に試合を進め、2セットを連取。強敵相手に連勝したAstemoが、7勝3敗に星を伸ばした。一方、デンソーはまさかの3連敗で2位に転落した。
前節のGAME2でSAGA久光スプリングスに苦杯を喫した埼玉上尾は、下位に沈むアランマーレ山形とのアウェイゲームに臨むと、GAME1では高いディフェンス力で相手を苦しませる展開に持ち込み、25-10で第1セットを先取すると、その後もホームチームを圧倒し、セットカウント3-0のストレート勝利でA山形を撃破する。
これで波に乗った埼玉上尾は、翌日のGAME2では佐藤優花、黒後愛、ロゾ サラらを中心に攻撃を形成するなか、第3セットこそ競り負けるも、最終的にはセットカウント3-1で快勝。8勝2敗として勝率差により首位に浮上した。
昨季Vリーグ覇者のNECレッドロケッツ川崎は、ホームにPFUブルーキャッツ石川かほくを迎えると、2試合ともに盤石の試合運びを見せ、2連勝で6勝4敗とした。
この他では、前節大きな勝利を挙げたSAGA久光が岡山シーガルズに連勝し、7勝5敗の7位に順位を上げている。
また、東レアローズ滋賀は唯一の未勝利チームである群馬グリーンウイングスにしっかりと連勝し、勝率を5割に。