家族総出でビーグを収穫 大人の背丈ほどに育った「イグサ」を刈り取る 沖縄・うるま市で夏の風物詩
夏の風物詩となっている沖縄県うるま市与那城照間のビーグ(い草)の収穫が5月25日、花城清文さん(66)の田んぼで行われた。大雨の中、家族や親戚が総出で、大人の背丈ほどに育ったビーグを刈り取った。 【写真】5月、黄金色に実った田んぼで「日本一早い」稲刈りをする大浜永太郎さん 例年は7月ごろに刈り取るが今年は早かった。花城さんは「昨年10月に植えた『花ビーグ種』が早く伸びた」と話す。 花城さんのビーグ田は約990平方メートルで、むしろ150枚分が収穫できるという。 4代目の長男徳文さん(39)は「小さな田んぼだが大事に引き継いでいきたい」と話した。収穫したビーグは乾燥窯で乾燥させる。(与古田徳造通信員)