女子大生は80年代のアイドルになりきれる? 昭和なプロマイド撮影に挑戦
マルベル堂はプロマイドを作る際「それを手に取るファンに喜んでほしい」という想いで撮影しています。そのため、プロマイドの中のスターと、ファンとの目が合うように被写体は正面から撮っているそうです。それを聞いてあらめて「ファンの見たい姿を撮る」という、マルベル堂スタッフへ代々受け継がれてきたそんな想いが、今もずっとマルベル堂らしいプロマイドを作り上げているのだと感じました。 ほかのお店では撮ることのできないマルベル堂ならではの写真を求めて、お宮参りや成人式の記念写真を撮りに来る人もいるそうです。また、最近では友人の誕生日プレゼントとしてマルベル堂での撮影をプレゼントする人も少なくないそうです。
私は今回の取材で、マルベル堂での撮影は、スタッフの素敵な信念によって、世代に関係なく誰もが楽しめるものになっているのだと知りました。私もいつか友人へのサプライズに、マルベル堂での撮影をプレゼントしてみたいと思いました。 (取材・文:吉井なえ、撮影:志和浩司)