2ボランチ変更で流動化も追いつけず…連敗続く横浜FM、宮市「前を向いてまたやるしかない」
[6.29 J1第21節 横浜FM 1-2 東京V 日産ス] 早い時間に2失点を喫し、そのまま逃げ切られた。横浜F・マリノスは今季3度目の2連敗。FW宮市亮は「前を向いてまたやるしかない」と悔しさをにじませた。 【写真】お相手がJ1選手だったと話題に…元アイドルの女優が2ショットで結婚報告 前半は東京ヴェルディに圧倒された。ボールが回せない横浜FMは、2失点後に4-3-3から4-2-3-1に変更。中盤を2ボランチにすることで改善を図った。前半終了間際には右サイドから切り崩し、PA内でこぼれたボールを宮市が決め切る。「僕の足元にこぼれてきたので、あのコースしかなかったというか。何も考えずに振りぬいた」。1-2と点差を縮めて後半に折り返した。 後半は横浜FMが従来のペースを取り戻した。だが、残り時間が少なくなるなかでも追いつけず、1-2のまま試合を終えた。 中盤の一角を務めたMF渡辺皓太は、今季から取り組む4-3-3に「自分の力不足もある。ボールが出てこないときにどういう動きをするとか、そこも一回整理しなければいけない」と悩みを抱える。「でも、2ボランチになったときにはしっかりああいったプレーを見せるということは示せている。あとは監督がどっちがいいかということだと思う」と現状を述べた。 終了後にはサポーターからブーイングを浴びた。渡辺は「しょうがないと思う。この内容と結果だと不満しかない。しっかり受け止めて、また見に来てもらったときに違った姿を見せなければいけない」と前を向く。宮市は「ズルズル行かないことが何よりも大事。今シーズンは連敗が多いが、絶対に3連敗しないように食い止めたい」と気持ちを切り替えていた。