那須川龍心が11・23後楽園でRISE王座挑戦「天心の弟としてだけじゃない存在価値を証明する」
「キックボクシング・RISE」(11月23日、後楽園ホール) 「RISE183」で、RISEフライ級王者・数島大陸(21)=及川道場=に、那須川天心の弟で1位の那須川龍心(18)=チームテッペン=が挑戦することが決定し、20日に東京・巣鴨で行われた記者会見で発表された。 【写真】早くも火花バッチバチ! フェイスオフでにらみ合う王者・数島大陸と挑戦者・那須川龍心 3月に松本天志、5月に塚本望夢と同世代の高位ランカーを連破し、挑戦権を手中にしていた龍心は、正式決定に「自分の格闘家としての存在価値を証明できる場がやっと来た。ワクワクしています。しっかり勝って、那須川天心の弟としてだけじゃなくて、那須川龍心としてのしっかりとした存在価値を証明しようと思っています」と、「脱・天心の弟」を宣言。 対数島については「良くも悪くもしっかりした型があって完成されている。どうやって崩すか。サウスポーには怖さはない」と話し、初の5回戦には「ぶっちゃけ少し不安な部分はある。1~3ラウンドが重要になってくると思う」と、キーポイントを語った。 数島は「今回は那須川龍心との対決だけじゃなくてRISEとの勝負だと思っている。いろんなメディアに出て注目されれているし、RISEも待遇している。そんなやヤツらには負けたくないし、おまえら全員見とれよと思っている。那須川龍心に不満があるんじゃなくて、RISEに不満があって。言ってしまえば、調整試合が俺にはなくて向こうにはある。本当に強いヤツがあまり注目されていない。RISEはガチと言ってるわりには、数字ばっかり気にしてるんじゃないかと思って。伊藤さん、どう思います?」と、RISEの伊藤隆代表にかみついた。 龍心に対しては「実力は認めてるし、選手たちのリスペクトもある」と敬意を払った上で「最初からつぶしに行く。勢いがあって注目されているから、勝つことで実力を証明して数島大陸の価値も上がる。全部奪ってやると思っています」と宣戦布告した。 この他の決定カードは次の通り。 ◆ライト級 【2位】北井智大(33)=チームドラゴン=-【3位】塩川琉斗(22)=トップスター= ◆同 【1位】伊藤澄哉(27)=戦=-高橋聖人(26)=トライアングル= ◆バンタム級 【5位】京谷祐希(36)=チームテッペン=-【スーパーフライ級4位】長谷川海翔(19)=誠剛館= ◆フェザー級 【17位】寺山遼冴(20)=フリー=-KING龍蔵(20)=ロイヤルキングス= ◆スーパーフライ級 【7位】星憂雅(23)=IRDEAL=-山田貴紀(16)=山口道場=