「M-1」準優勝のバッテリィズ・エース、本名・髪型の意味まで「おもろすぎ」一晩で日本中魅了した“新時代のアホ”【プロフィール】
【モデルプレス=2024/12/23】「M-1グランプリ2024」の決勝戦が22日に行われ、決勝初出場コンビ・バッテリィズ(エース、寺家)が準優勝。新時代の“アホキャラ”として、視聴者を一気に魅了したエースが話題となっている。 【写真】バッテリィズ「M-1」準優勝直後の姿 ◆「M-1 2024」が生んだライジングスター、バッテリィズ エース(30)と寺家(34)で2017年に結成され、7年目で念願の「M-1」決勝進出を果たしたバッテリィズ。トップバッターの令和ロマンが叩き出した850点を、誰も越えられぬまま進むファーストラウンドで、7番目に登場した2人が奇跡を起こした。 バッテリィズのネタは、寺家が“世の中の常識としての知識”をエースに説明する中で、エースの“アホすぎるツッコミ”がボケとして作用するという新鮮なスタイル。誰もが当たり前だと思っていたことに、エースが無邪気な感性で天真爛漫にツッコミを入れ、カタルシスを生み出していくネタに抱腹絶倒する人が続出した。 すると、この日初めて令和ロマンを越える861点が飛び出し、バッテリィズは1位で最終決戦へ進出。最終決戦では5:3で令和ロマンに惜敗したが、新たなダークホースとして会場を大いに盛り上げ、一躍時の人となった。 ◆エースの“愛されキャラ”にハマる人続出 「ガリレオ・ガリレイ」に対し「細そうすぎるやろ!名前にガリ2個はきついぞ!」、「未完成のサグラダ・ファミリア」に対し「なんで工事現場見に行かなあかんねん!」と、純粋な子供のようにツッコむエース。まるで少年漫画の主人公のような屈託のないキャラクターに、「M-1打ち上げ」の生配信ではマジカルラブリーの野田クリスタルも「ルフィじゃん!人が愛される『M-1』久しぶりな感じがした」と太鼓判。渋谷凪咲も「一瞬で日本中から愛された感じがありました!審査員の皆さんの目も子ども見るような…」と評し、村上は「ほんとに、悲しい思いとかしてほしくない」とぞっこんだった。 ◆プロ野球選手から芸人に変わった将来の夢 こうして、一晩で日本中から“見つかった”エースは、大阪府大阪市出身の30歳。吉本興業に所属し、大阪を拠点に活動中だ。カベポスターなどと同期のNSC大阪校36期生で、高校の同級生だった元・カンタービレの山根勝利と共に、NSCに入学した。本名は角拳都。小学生の頃の夢は野球選手だったが、ヒーローは明石家さんまで、とにかく人を笑わせることが大好きな子どもだったそう。「面白いことは誰にも負けてへん」と、芸人を志すも、お笑いの世界のことは全く詳しくなく、NSCに入るまで漫才のことも知らなかったそうだ。 公式プロフィールによれば、趣味は「野球(阪神タイガースファン)」と「ONE PIECE関連」。特技も「野球」と「ONE PIECE」。野球では投手として活躍し、中学時代に全国大会の経験もあるそう。バッテリィズのコンビ名も、2人が同じ草野球チームのピッチャーとキャッチャーとしてプレーしていたことに由来している。また、襟足の長いツーブロックスタイルという独特の髪型は、“カブトガニ”をイメージしているという。 そんなエースの“アホエピソード”は、ネタでも披露された「名前を書いたら入れる高校に、名前を書き忘れた」のほか、「四国4県を全部言うのに50分かかった」「中学時代に学校で消火器を爆発させた」「美容室でカブトガニの写真を見せた」「織田信長を知らなかった」など、多種多様だ。 今年の最終決戦3組は、令和ロマンが2人とも慶應義塾大学出身、真空ジェシカの川北も慶應、ガクは青山学院大学出身と、高学歴が揃った。そんな中で、颯爽と現れた“愛すべきアホ”による“常識や教養を無邪気に覆していく正論”は、圧倒的に差別化され、閉塞感のある社会に差す一筋の光のように魅力的に映ったのかもしれない。 SNS上では、ネタ中のパフォーマンスについてだけでなく、「エースの天然エピソード、いくらでも出てきて面白すぎる」「髪型カブトガニだったんだwどういうことw」「プロフィール調べてみたら“特技ONE PIECE”って意味わからなくて最高」「本名までおもろい!もってるなあ!」など、エース自体のパーソナリティが気になり調べた人のコメントが多数見受けられ、注目度の高さをうかがわせた。(modelpress編集部) ◆エース(バッテリィズ)プロフィール 生年月日:1994年11月2日 身長/体重:182cm /67kg 出身:大阪府大阪市 趣味:野球(阪神タイガースファン)、ONE PIECE関連 特技:野球、ONE PIECE 所属:吉本興業 入社/入門:NSC大阪36期 【Not Sponsored 記事】
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