マイホームを建てるなら「住宅展示場には行くな!」…元住宅営業マンの“驚愕アドバイス”
家づくり成功のカギを握っているのは「担当営業マン」と言っても過言ではありません。営業マンのレベルによって、家の性能や金額など、すべてが左右されるからです。優秀な営業マンを引き当てるには、「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」は危険です。住宅系YouTuber・まかろにお氏の著書『初めてでも失敗しない 家づくり超攻略法』(KADOKAWA)より一部を抜粋し、見ていきましょう。
「住宅展示場には行くな!」…その理由とは?
-------------------------------------------------- <POINT> 「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」は危険です! 何気なく記入したアンケートをきっかけに、担当営業が決まってしまいます。 -------------------------------------------------- これから家づくりをする多くの方が、「とりあえず住宅展示場に行ってみよう」と考えるでしょう。 ただし、それには大きなリスクがあることを知っておく必要があります。そのリスクとは、担当営業マンが固定されてしまうということです。 実は、優秀な営業マンほど展示場には待機しておらず、オンラインで打ち合わせを済ませています(展示場には、コピー機を使いに寄る程度になっているというのが実情です)。 そのため、展示場には、基本的には若手か、あるいは手の空いている営業マンしか待機していません。また、展示場に行くと必ず、アンケートという名目で個人情報の記載を求められますが、これに個人情報を記載すると、そのとき目の前にいる営業マンが自分の担当営業になります。 ハウスメーカーによっては、最初にアドバイザーと呼ばれるスタッフが接客し、アンケートの記載を促した後、隣室で控えている住宅営業マンにバトンタッチするという方式を取っているところもあります。 いずれにせよ、一度でもアンケートに個人情報を記載してしまうと、担当営業マンが決まってしまうということです。「改めて違う展示場に行けば、別の営業マンを担当にできるのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、あまり期待はできません。一度でもハウスメーカー側に個人情報を渡してしまうと、データベースに登録され、最初に接客を受けた営業マンから逃れることは難しくなります。 もし住宅展示場に行ったとしても、アンケート記入は慎重に。仮にアンケートに記入する場合は、「この人が担当だったらうれしいな」と思った時点でアンケートに記入するか、もしくは名刺だけもらっておいて後で電話するなど、そういった対応がおすすめです。
【関連記事】
- 【知らないと不可避】夏は暑くて、冬は寒い…念願のマイホームが「光熱費がかさむ家」になる“まさかの元凶”【元住宅営業マンが助言】
- 「間取りのせいで眠れない」――寝室を〈吹き抜けの隣〉や〈1階〉に配置した結果【プロ建築士が絶対しない家の建て方】
- 【家づくり】木造と鉄骨造、どっちがいい?「とりあえず住宅展示場へ行く」より先に知るべき事実【登録者数11.5万人/住宅系YouTuberが助言】
- 【実は損】住宅ローンの繰り上げ返済は「しない方がいい」これだけの理由【登録者数11.5万人/住宅系YouTuberが助言】
- 「対面キッチンだけは譲れない」→マイホーム完成後に後悔…。あこがれの「おしゃれなキッチン」の“現実”