ラツィオ鎌田大地の強烈ミドルに伊解説陣も絶叫!「GKが止めたのはほぼ奇跡」“リンギオ”のような守備への貢献にも注目! | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】日本時間5日のモンツァ戦に先発したラツィオのMF鎌田大地について、『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣が見解を示した。 【動画】「止めたのはほぼ奇跡」鎌田大地の強烈ミドル!モンツァ×ラツィオ
イゴル・トゥドル指揮下の直近のリーグ戦4試合にフル出場し、新生ラツィオの主力として活躍を見せる鎌田大地。日本時間5日に行われたモンツァ戦(2-2)では、リーグ戦6試合連続でスタメンに名を連ねると、3-4-2-1のボランチとしてプレーして11分にエリア手前から強烈なミドルシュートを放ち、チーロ・インモービレの先制点を呼び込んだ。 鎌田はラツィオが1-0とリードしていた65分に途中交代で退いたが、イタリアの試合中継を担当した『ダゾーン・イタリア』の解説陣は、どのように鎌田のパフォーマンスを見たのだろうか。解説を務めたラツィオOBのダリオ・マルコリン氏らの反応を振り返ってみよう。 鎌田は11分、モンツァのゴール前でマッテオ・ペッシーナが跳ね返したボールを拾うと、エリア手前から右足で強力なミドルシュートを放った。モンツァGKミケーレ・ディ・グレゴリオがはじいたボールはクロスバーにも嫌われたが、こぼれ球をインモービレが押し込んでラツィオの先制点につながった。 実況を務めたエドアルド・テストーニ氏は思わず「カマーダー!」と絶叫。マルコリン氏は「カマダはボールを蹴る際、低く抑えて非常にうまかった。ルイス・アルベルトのスルー、カマダのシュート、それからチームのリーダーであるインモービレのフィニッシュだった」と説明した。マルコリン氏が続けた。 「カマダのシュートは、誰かに当たったのか、異なる軌道を描いていて、ディ・グレゴリオは突然、ボールが視界に入ったはずであり、止めたのはほぼ奇跡だ。本能的にブロックした後、クロスバーがシュートを阻んだ」 続いてイタリアの解説陣は60分のプレーにも注目した。ラツィオがモンツァの攻撃を受けていた際、鎌田がエリア外中央で高く上がったボールを拾って1タッチでルイス・アルベルトへパスを出し、カウンターにつなげた。ラツィオの攻撃は阻まれたが、テストーニ氏は「これはカマダの素晴らしいタッチだ!」と称賛した。
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