【巨人】ドラ4石田充冴「北斗の拳」ジュウザのようなかっこいい選手に「覚悟ある」二刀流挑戦も
巨人のドラフト4位北星学園大付・石田充冴(じゅうざ)投手(18)が10月31日、札幌市内の同校で指名あいさつを受けた。球団の高校生投手の支配下指名は3年ぶり。「阿部監督は選手のことを思って厳しく接してくださる監督だと思います。できるだけ早く、監督の下でプレーしたい」と、1軍昇格を目指す。 192センチの長身から投げ下ろす角度のあるボールが魅力の最速149キロ右腕を、水野スカウト部長は「1位、2位とは全国実績があるかないかの差で、評価は同じ」と期待する。また旭川実の好投手、最速152キロ右腕の田中からバックスクリーンに本塁打を放ったこともある打撃も高評価。打者としての育成も視野に入れているといい、石田も「挑戦する覚悟はあります」と意気込んだ。 名前の由来でもある漫画「北斗の拳」のキャラクター「ジュウザ」は、仲間のために自らの命を賭して、最強の敵・ラオウに挑む。石田は「すごくかっこいいキャラ。同じようにかっこいい野球選手に」。同級生にデザインを依頼した“ジュウザ”のサインを堂々と書ける日まで、挑戦は続く。【中島洋尚】