【フェアリーS】ミーントゥビー G1経験生かす!開業4年目の堀内師に重賞初制覇届ける
中山の3歳牝馬G3「第41回フェアリーS」は阪神JF7着から巻き返しを期すミーントゥビーをピックアップする。 中山日曜メインは今年最初の3歳牝馬G3「第41回フェアリーS」。阪神JF7着から巻き返しを期すミーントゥビーがスタンバイしている。その前走が重賞初挑戦。1F延長&フルゲート18頭の大外枠と厳しい条件。最低18番人気ながら中団から伸びて7着に食い込んだ。堀内師は「初マイルで距離が持つか分からなかったが、この馬の長所は最後の直線で体が沈んでピッチが上がるところなので、しまいの脚を伸ばす競馬がしたかった。最後は脚を使えていたので千六も大丈夫」と手応えを得た一戦となった。 中間はここへ向けて入念な乗り込み。師は「前走後は楽をさせて息がいまひとつだったが、今週やれば整うと思う。予定通りです」と納得の表情を見せる。デビュー時の馬体重は434キロと小柄も、前走は京都への輸送もクリアして8キロ増の442キロ。陣営の予想を“裏切る”成長曲線を描いてきた。「体の使い方が良くなっている。仕上がりが早そうで2歳のうちに一つ、二つ勝てそうだなというイメージだったが、こちらの予想以上に馬が成長している。うれしい誤算です」と目を細める。 開業4年目の指揮官にとっても重賞初制覇が懸かる一戦。「ここで賞金加算して桜花賞に行きたい。G1でもいい競馬をしてくれたので期待しています」と力を込めた。春の夢舞台へとつなげる一戦だ。