ミナミのハロウィーンは日本人よりも外国人のほうが盛り上がった!?「日本のハロウィーン大好き!」 戎橋は雑踏対策で立ち入り禁止に
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ハロウィーンには例年大騒ぎとなる大阪・ミナミでしたが、少し様子が変わりつつあるようです。 10月31日の大阪・ミナミ。午後6時半すぎには仮装をした人や外国人観光客などで早くも混雑が始まっていました。中には混雑に備えて閉店時間を早めたお店も。 (記者リポート)「麦わらの一味でしょうか。船に乗った多くの人がワンピースのコスプレをしています」 コロナ前のハロウィーンでは、若者が次々と道頓堀川に飛び込んだり、大勢が一斉にジャンプしたりしたことから、戎橋が大揺れ。お祭り騒ぎは朝まで続くことが恒例でした。 そのため今年は、本来グリコの看板がよく見える道頓堀橋では暗幕が掛けられました。午後7時すぎ、人通りが多くなってきたことから大阪府警の警察官約200人が雑踏対策をスタート。知らずに来てしまった観光客もいました。 (観光客)「何があるんですか?」 (警察官)「ハロウィーンなんで、どうしても毎年ね…」 (観光客)「これ(グリコの看板)見に来たのに」 午後7時半ごろには、道頓堀川周辺のリバーウォークに降りるための階段などは封鎖され、午後8時半前には戎橋が立ち入り禁止となりました。集まった人からはこんな声も。 「ちょっと落ち着いていると思います。(Qなぜ?)仮装している人がいつもより少ないです」 「毎年来ています。外国の人が多いね、今年は」 一方、戎橋から約500m離れたアメリカ村では… (記者リポート)「三角公園ではスケートボードのパフォーマンスが行われています」 集まった多くの若者たち。その半分ほどが外国人でした。 (カナダから)「クール!アメージング !日本のハロウィーン大好き!」 (ルーマニアから)「楽しいです。こんなに人がたくさん集まることはあんまりないかも」 インバウンド客だけでなく日本に住む外国人も多く集まっていました。 (アメリカ人)「楽しすぎ」 (アメリカ人)「心斎橋すばらしい」 (アメリカ人)「大きいパーティー楽しい」 (イギリス人)「アメージングだよ。とても楽しいし、たくさんのコスチュームがあって雰囲気がとてもエキサイティングだよ。日本のハロウィーンはよりカラフルで明るくてハッピー。好きだよ」 外国人に比べて日本人による盛り上がりは落ち着き気味だという声もあがる中、ゴミ拾いをする人の姿がありました。 (日本人)「ドジャースが優勝したじゃないですか、そしてハロウィーン。これ(大谷選手のコスプレ)しかないと思って着てきました。大谷選手の人間性がすごく好きで。球場でゴミ拾いしているじゃないですか、だからゴミ拾いをしているんですよ、2人で。ほんまにえぐいです。ゴミの量ですねとにかく」 警察によりますと、31日夜の警戒での摘発数は1人で、戎橋の封鎖は午前0時半ごろまで続けられたということです。
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