改修工事も着々 赤れんが庁舎前で5年ぶりに伝統の舞
1年の健康と幸せを願う新春恒例の「木やり」。改修工事が進む「道庁赤れんが庁舎前」に伝統演技が5年ぶりに帰ってきました。纏(まとい)振りとび職人らによる「木やり」の披露は、40年以上前に始まった新春恒例の行事です。近年は、新型コロナウイルスの影響などから中止や庁舎内での披露が続いていましたが、5年ぶりに赤れんが庁舎前に戻ってきました。見せ場は6メートル以上の高さで披露する「はしご乗り」です。息をのむような技に会場からは大きな拍手が送られました。 札幌地区鳶土工工事業組合木遣保存会渡辺達也会長「5年ぶりに赤レンガ(庁舎)の前で演舞できて今年はいい年になる」 北海道鈴木直道知事「ちょうどこちらの赤レンガが7月にリニューアルオープン。心強いエールも頂いた庁舎の改修工事は順調に進んでいて、階段や踊り場は既にほぼ完成しています」 シャンデリアや木製の窓枠など古き良き歴史は大切にしつつ、扉部分には自動ドアが取り付けられるなどバリアフリー化も進みます。赤れんが庁舎のリニューアルオープンは7月25日の予定です。