ドジャースを最後まで苦しめたパドレスが、シルト監督と2年間の契約延長と米報道
米大リーグ公式サイトは5日(日本時間6日)、ダルビッシュ有、松井裕樹両投手所属のパドレスがマイク・シルト監督との契約を2027年シーズンまで延長した模様と伝えた。2年契約で今季から監督に就任した56歳シルト氏は、1998年の98勝に次ぐ球団史上2位の93勝を挙げワイルドカードでチームを2年ぶりのポストシーズン進出に導いた手腕が評価された。 同監督は昨年オフにメルビン監督がジャイアンツに移籍したことで後任候補として就任。プロ野球選手経験がないもののカージナルスで地区優勝をしながら21年限りで退団し、パドレスの選手育成部門のアドバイザーに、臨時で三塁ベースコーチを務めた時期もあった。 パドレスは大型補強をしながら2023年、82勝80敗に終わったが、今季は後半戦になって破竹の勢いで世界一となったドジャースに迫り、地区シリーズでは王手をかけるなど、最後まで苦しめた。
報知新聞社