「ウーバーイーツ」のロボット配達スタート!果たして無事に届くのか? 大阪市内の一部地域で新サービス開始
ABCテレビ
デリバリーサービス大手の「ウーバーイーツ」が、14日からロボットによる配達サービスを始めました。対象エリアは大阪市内の一部地域で今後、エリアを拡大していくということです。 ABCテレビの平野康太郎アナウンサーがロボットによる配達サービスを体験してみました。 (平野康太郎アナウンサー)「では実際に、ウーバーイーツのデリバリーロボットによる配達が可能とした上で、カレーを注文してみます」 今までと変わらずアプリで注文。ロボット自ら店舗に向かい、商品をお客さんへと届けてくれます。注文したのは250メートルほど先の飲食店。果たして無事に配達できるのでしょうか? (平野アナ)「かなり速いですね。最高時速は5.4キロメートルということで、人が歩くよりも速いスピードだと感じますね」 順調に走り出しましたが、その直後、赤信号でストップ。AIが地図を学習していて、横断歩道の前では一旦停止するようにプログラムされています。 (街の人)「すごいですね!届くなら、1回は絶対使ってみます」 その後、大きなトラブルもなく店舗へ到着したロボット。商品を受け取ると、お客さんの元へ向かいます。人通りが多い場所でも問題なし。搭載しているカメラで常に周りの状況を認識し、ぶつからないように進みます。 そして、スムーズに配達が終了。受け取る際のセキュリティ面も万全です。 (平野アナ)「このままでは蓋は開きません。受け取る方がスマートフォンからロックを解除すると、開くことができるようになります」 大阪・福島区や北区の一部エリアで14日から始まったデリバリーロボットでの配達サービス。導入の狙いは? (ウーバーイーツジャパン・船越爽さん) 「大阪という場所自体は、関西でも最も注文数が多い地域になります。来年度は万博もあって、これからも需要の増加が見込めます。将来的には配達する人手が足りない過疎地域でも活躍できると期待しています」
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