民放連賞テレビ部門「最高の教師」が準グランプリに “ストレートに人の心描く”評価
日テレNEWS NNN
ことしの日本民間放送連盟賞のテレビ部門で日本テレビのドラマが準グランプリを受賞しました。 第72回 民放全国大会で、テレビ部門のグランプリに、日本テレビのドラマ「最高の教師」が準グランプリに選ばれました。 このドラマは卒業式当日に何者かに突き落とされた高校教師が1年前にタイムリープして、クラスにはびこる陰湿ないじめなどの問題に対峙していく内容で、「設定の斬新さに溺れることなく、硬派でストレートに人の心を描いている」点などが評価されました。 日本テレビ演出・鈴木勇馬さん「このドラマは本当に、生きてほしい、色々つらい思いをしている人とか、 特に高校生たち、若い人たちに向けて、スタッフ・キャスト一丸となって『生きよう』『生きてほしい』そのメッセージを込めさせてもらいました。こうやって制作から一年ぐらい経ちますが、どこかで誰かを救う作品になっていたらうれしいなと思います」 なお、グランプリには、長野・信越放送のドキュメンタリー番組が選ばれました。 一方、ラジオ部門の準グランプリはYBS・山梨放送が甲府市にあるギャンブル依存症の回復施設を取材した番組「リスタート」が受賞しました。 選考委員会は当事者の生々しい肉声を拾いあげ、ラジオ番組として伝えたことを評価し、「他者理解が社会テーマとなる中、こうした番組の果たす役割は重要であり、当事者に肉迫する 取材にも敬意を表する」としています。 なお、ラジオ部門グランプリはラジオ沖縄の番組が受賞しています。