【衆院選注目選挙区:大阪9区】足立氏引退による新人4人の争い!選挙芸人・山本期日前が詳細解説!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
維新が首長選で勝てていない大阪9区、維新の勢いに陰り?四つ巴の構図は
加えて、大阪9区の地域には、維新の勢いに陰りが見られます。 茨木市の市長は、非維新系。4月の市長選に、維新は候補者を擁立することができませんでした。また8月に行われた箕面市長選挙では、大阪府内で初めて維新の現職が敗れるという衝撃的な結果もありました。 加えて、大阪9区はもともと社民党副党首の大椿ゆうこ氏が地盤としていた地域です。また、参政党代表の神谷宗幣氏も隣の吹田市で活動していたこともあり、両党がそれぞれ候補者を擁立しています。 自民党の東田じゅんぺい氏も加わる中、四つ巴となった大阪9区。 山本氏は「維新で入れている人と、足立さん個人で入れている人がどれくらいの割合でいるのか。ネットほど足立さんの個人票がリアルで多くないのなら、シンプルに維新に票が乗るだろう」と解説します。 前回、前々回の選挙結果では、2021年は圧勝とはいえ、2017年は比例復活だった足立氏。 大阪9区は、ほかの地域に比べ「身を切る改革がそれほど刺さらない」ことから、比較的維新の支持は高くないと、山本氏は説明します。その中でも、2021年は維新ブームに乗り足立氏が完勝しましたが、大阪の中で維新の勢いが下がる今回はどうなるでしょうか。 公明党は自民党と「大阪刷新会議」という共同体を組み、「維新憎し」を推し進めています。今回は、確実に公明票が自民に乗ってくると山本氏は推測します。
大阪全域での維新の勢いは?兵庫県知事問題は?
大阪全域で見た時に、維新がどのくらい取れるのかも注目したいところです。 山本氏「まだ、なんだかんだ(維新が)小選挙区に関して強いのかなと思っています。ただ、前よりも圧勝という形ではなく、ちょっと詰められる部分があるのではないかと思うんですけど」 兵庫県知事問題の影響も気になります。 山本氏「直近の三田市議会議員選挙によると、維新が罵倒されていたピークが、8月だったと言われます。擁護派が出てきてからは罵倒される機会が減ったという証言があります。知事擁護派が維新を助けている」