IBC岩手放送

東北地方では寒気を伴った気圧の谷の影響により、西よりの風が強く、しける見込みです。日本海側では22日夜遅くから23日昼前にかけて、強い風に注意・警戒し、高波に注意してください。また日本海側を中心に竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。 気象庁によりますと、23日にかけて寒気を伴った上空の気圧の谷が北日本を通過する見込みです。 東北地方では気圧の傾きが大きくなるため、西よりの風が強まり波が高くなるでしょう。気圧の傾きが予想以上に大きくなった場合には、東北日本海側では、警報級の西よりの風となる可能性があります。また上空の寒気の影響で、東北地方では日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になっています。 22日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 東北日本海側　海上　18メートル　（30メートル） 東北日本海側　陸上　15メートル　（30メートル） 東北太平洋側　海上　13メートル　（25メートル） 東北太平洋側　陸上　13メートル　（25メートル） 23日に予想される最大風速（最大瞬間風速） 東北日本海側　海上　18メートル　（30メートル） 東北日本海側　陸上　15メートル　（30メートル） 東北太平洋側　海上　15メートル　（25メートル） 東北太平洋側　陸上　13メートル　（25メートル） 22日に予想される波の高さ 東北日本海側　3メートル 東北太平洋側　2.5メートル 23日に予想される波の高さ 東北日本海側　5メートル 東北太平洋側　3メートル 東北地方の日本海側では22日夜遅くから23日昼前にかけて、西よりの強い風に注意・警戒し、高波に注意してください。 また日本海側を中心に竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。