冬の風物詩「ウツボの天日干し」 県南・牟岐町で始まる【徳島】
JRT四国放送
12月に入り徳島県南・牟岐町ではウツボ漁が解禁され、冬の風物詩、ウツボの天日干しが2日から始まりました。 漁師の横田喜代重さんは、氷締めしたウツボを背開きし、背骨や内臓を取り除いたあと、水で身を洗い血を丁寧に洗い落とします。 こうすることで生臭さが消え、出来上がったときの色ツヤも良くなると言います。 そして、余計な水分をとって竹串を刺し20時間以上、寒風にさらします。 この時期のウツボは脂がのっていて、天日干しするとさらにうま味が凝縮されます。 (横田さん) 「(ウツボは)干物のチャンピオン。干物の中でこんな美味いものはない」 天日干しは、主に個人向けに1キロ2500円前後で出荷されるということです。 ウツボの天日干しは2025年2月まで続きます。